Books: 2010年11月アーカイブ

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ヒット商品のデザイン戦略を解剖する

" 課題解決のための解答がデザインである。 "

いや、面白かったです。
様々な課題に頭を悩ますクライアント、そこに現れる錚々たるクリエイターたち。実際は苦悩・難題・高いハードルまみれだったはずですが、そこはサラッと、まるでヒーローモノのように、クリエイターがズバっとデザインで解答を出した!という内容で10社のブランド戦略が紹介されてます。

個人的には、もうちょっと各クリエイターの思考プロセスを掘り下げて、ボツになった案もドバドバ紹介されてるともっと面白かったと思うんですが、そんなことはまぁ無粋っちゃ無粋。何よりもこの人を選定してこういう考えでこういうのデザインしてこんなうまくいった!という、現実の仕事でこんなにモノゴトがスムーズならどれだけ楽しくて気持ちよいか、と思う痛快な展開で構成されているので、なんか清々しい読後感。

最近 tha さんがWebサイトやロゴを手がけた WONDERWALL さんのお仕事 も紹介されていたりで、出版は2年前ですが今読んでも全然楽しい本でした。

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「グーグルが描く未来」

インターネットの世界で仕事をしている身として、"グーグル"という大きなうねりを、ここらで一旦きっちりと理解しておくべきかも

少し前、案件と案件のちょうど間で、微妙に手を動かせなかった時にふとそう思い、読んでみた。読後感想は、あぁ、グーグルってそういう成り立ちでそういう思想でそういう判断基準でうごいてるのね...。てことがわかる本。まぁ、インターネットに深く関わってる層ならある程度肌感覚で理解している内容です。であって、邦題にあるような「グーグルが描いている未来」についてはほとんど述べられてません。例えば METALLICA の 3rd アルバム、「Master of Puppets」が、日本国内版だと「メタル・マスター 」として売られてるのと一緒です。いやちょっと違う。
ラリーとサーゲイという二人の思考回路を取材を元に詳しく述べているので、そこから読者それぞれで察することは出来るかもしれませんが。ま、そもそもの英題はこのエントリのタイトルのように " Inside Larry & Sergey's Brain " なので、そう思って読む本。かと。

取材時期や書き下ろした時期にもよるんだろうけど、巻末の追記で語られている、グーグルと中国政府とのやりとりについてもうちょっと掘り下げてくれたらもっと面白かったのに。

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